お急ぎの方
<ご逝去から葬儀まで>
病院で亡くなられた場合
医師による死亡宣告を受け、死亡診断書が発行されます
突然意識がなくなった、心停止している
すぐに119番通報をしてください
かかりつけ医がいて、終末期で看取り予定がある
かかりつけ医に連絡
(24時間体制が事前に確認)
看護師によるエンゼルケア(遺体清拭)が行われます。
ご遺体は病院の霊安室へ一時的に安置されますが、半日程度しか滞在できないため、速やかに搬送先を決定する必要があります。深夜の逝去でも即時対応が必要な場合があります。
- お寺へ連絡
- 親族、親戚へ連絡
- 葬儀社へ連絡
24時間対応の葬儀社に連絡し、以下の情報を伝えます
既に病院提携の葬儀社の輸送車がお迎えに来ている場合もありますが、必ずしもそれを使わなくても大丈夫です。
- 故人名・病院名・連絡先
- 希望する安置場所(自宅・斎場など)
- 搬送車は通常30分~1時間で到着し、専用車両で搬送します.
- 病院によっては「直接搬送」を促されるケースもあり、事前の葬儀社選定が重要です。
遺体搬送は「密閉式車両」が義務付けられています。
葬儀社が未定の場合は、複数社の見積もり比較が費用抑制に有効です。
搬送費用の相場は、距離によって異なり、例えば10km未満で1.2万~2.5万円、10~30kmで2万~3万円程度です。
夜間・早朝や冬季には割増料金が発生する場合があり、ドライアイスや棺などの付帯品にも費用がかかります。
自宅安置:通夜を自宅、葬儀をお寺で行う場合。葬儀社に枕飾り(遺影・線香・ロウソク)を用意してもらいます。
斎場安置:葬儀社の施設や会館を利用する場合。
葬儀社と日程・形式・予算などを決定します。
菩提寺がある場合は戒名や読経の手配のため連絡します。
故人との最後の夜を過ごします。
お通夜の読経は、仏の教えを通じて故人の魂が暗闇に迷わず安らかな道を歩めるよう願うものです。
市役所で申請・受取った火葬許可証を提出します。
火葬によって肉体を火に委ね、大いなる自然へと還ることで故人の魂はより自由な存在となります。
生前お世話になった方々が集まり、故人の人生を振り返りながら、感謝の気持ちを伝えます。
僧侶によって引導(いんどう)が故人に渡され、魂が暗闇で迷わないように仏の世界へ後押しをします。
故人との最後のお別れをします。
残された人々は故人を心に刻んで、人生を歩んでいきます。
葬儀は、故人が迷うことなく成仏できるように、僧侶が仏の世界に送り出す大切な機会であり、残された人々が故人を心に刻み、これからも想いを寄せるための大切な儀式です。
亡くなってから四十九日後に行う法事(四十九日法要)を行い、お位牌の魂入れなどをします。
お寺によっては、四十九日法要後に納骨をすることが多いです。